2017年04月29日
結婚をせずに独身のままで一生涯を終える人たちの数が増えてきています。若い男性の四人に一人は結婚をしないというデータもあるぐらいですから、その数は今後さらに増え続けていくことでしょう。子どもがいない場合は、子どもに喪主となって葬儀をしてもらうことはできませんよね。
ですから、自分が生きている間に自分自身が喪主になって葬儀を行う人が増えてきています。これを生前葬といいます。自分が死んだときには、その知らせが友人や知人の間に流れることでしょう。しかし、自分がまだ生きているのですから、きちんと案内状を送らないことには人を集めることができません。
それが生前に葬儀を行うことのデメリットの一つになります。また、イベントとして捉える人が多く、本当の葬儀のように高額な香典をもらいにくいというのもデメリットとして数えられるでしょうか。自分が死んだときのように悲しい雰囲気になりづらいというのもデメリットの一つかもしれません。しかし、メリットも豊富にありますから、やる価値は高いです。
特に大きいメリットが、自分の好きなように式をカスタマイズできる点にあります。生前葬は形式がきちんと決まっているわけではありません。式の最中に歌を歌ってもいいでしょうし、自分の人生をビデオで振り返るのもありです。
創意工夫がしやすいというのがメリットになります。楽しい式になるという点もメリットでしょう。何しろ本人が生きて目の前にいるのですから、悲壮感に包まれることはありません。
準備は大変ですが、やる価値はあります。とくに友人が多かった人や、芸能人の方、会社で重要なポストに就いている方などには需要があります。今ではまだほとんど生前葬をしようとする人もいませんが、今後は様々な葬儀のスタイルの一種として定着していくことと考えられています。
葬儀会社の中には、このタイプの式に力を入れているところも出てきています。興味があれば一度調べてみるといいでしょう。独身のままでは自分の死んだ後のことが不安になりますが、生前に式を済ませておけばその心配も大きく減らすことができるでしょう。コストは自分持ちですから、自分が死んだ後に誰かに迷惑をかけることもなくなります。もちろん、子どもがいる場合でも生前に葬儀をすることが悪いわけではありません。子どもに迷惑をかけたくない場合は、自分で式を執り行うのもいいでしょう。葬儀は面倒なことですから、早めに片付けておくと安心して老後を送れます。
(おすすめサイトのご紹介)
価値があるんです!葬儀に特化しているサイトは葬儀トレビOFFICIALホームページ
http://www.sougitrevi.net/